私たちがご紹介するパシュミナは、インド・カシミール地方に古くから伝わる特別な手織りの織物です。一般的に知られるカシミヤよりもさらに繊細で、羽のように軽く、驚くほどの暖かさを持ち合わせています。その原料は標高四千メートルを超えるヒマラヤの高地に生息する小柄な山羊「パシュン」の冬毛だけであり、採取できる量も限られているため非常に希少です。また、パシュミナは繊維があまりにも細いため機械での生産ができず、現在でも糸を紡ぐところから仕上げに至るまで七十二の工程を職人の手作業で行っています。こうして生み出される一枚は、大量生産品にはない独特の風合いと唯一無二の存在感を備えており、冬の防寒はもちろん、春や秋の羽織りや夏の冷房対策として一年を通して活躍します。本物だけが持つ軽やかさと温もりを、ぜひ日常に取り入れてみてください。












